先生、どれがええと思うぅ?
- ryoutakuan
- 14 時間前
- 読了時間: 3分
「色んなんがあるんよねぇ」
と見せて頂いたのが、運転中の腰クッション。
「主人に聞いたら、丸めたバスタオルで十分よぉて言われたんやけど」

極論、ご主人に一票!です。
これって、「どんな枕がいいですか?」というご質問と、自分の中では同じ類なんです。
確かに、お車の運転中は腰の部分にクッション的なものがあった方がいいと思います。
というのも、よく知られたことですが、背骨の中の腰と呼ばれる部分は「生理的湾曲」といって、自然と前にカーブしています。


一方車の方はというと、座った時の心地よさ、ゆったり感、背中のストレス緩和・・・ラグジュアリー感とでもいうのでしょうか、シートに深く沈むような感覚を求めて作られているように思います。
となると、どうでしょう?
いくら深く深く座っても、背中は丸く丸くなってしまいます。
上の絵だと、右側の女性みたいな感じですね。
「生理的湾曲」が逆方向の「湾曲」を描く方向にカーブしますよね。
とすると、その「生理的湾曲」=「自然なカーブ」を保つためについている筋肉が、というかその方が筋肉にとっても「自然な」状態なのに、それらの筋肉が車のシートのラグジュアリー感のために「逆方向に」引っ張られることになってしまいます。
なので、「生理的湾曲(筋肉が自然でいられる)」を保つために腰の部分にクッションがあると自然にそのカーブが作れますよ、というのが色んなメーカーさんがしのぎを削って作っている腰クッションです。

ただ、自分は思うんです。
当院に腰痛の施術で来られている患者様にとって大事なポイントはちょっと違うんです、と。
もちろん、腰の部分にクッションをされる方がいいと思いますよ。素材がいい方が心地よいでしょう。
けど、患者様の多くは
「車に乗ってると、腰が痛くなるのよ」とか
「車から降りる時が痛くてねぇ」
とおっしゃられるんです。
「(車に乗っているなどの)姿勢が続くと」痛みが現れたり
「(車に乗っているなどの)姿勢が一定時間経過して動き出そうとすると」痛みが起きるんです。
(自分はこの状態を「“ぱなし”の落とし穴」と呼んでいますが)
じゃあ、それは何が「痛み」を起こすのか?
どうすれば「痛み」が起きなくなるのか?
答えは簡単です。
何が?
→腰を支える筋肉です。
どうすれば?
→それらの筋肉が「(車に乗っているなどの)姿勢が続いて」も「痛み」を起こさないようにすることです。
たぁ・だぁ・しぃ
言うは易く、行うは難し
答えは簡単ですが、実現するのは困難です。
ですが、当院にはその解決策があります。
では、冒頭の質問への答えの補足を。
「先生、どれがええと思うぅ?主人に聞いたら、丸めたバスタオルで十分よぉて言われたんやけど」
「そうですねぇ。高いのから安いの、色んなんがありますから、先ずは丸めたバスタオルで試されてらええと思いますよ。それでも十分に気持ちええと思いますし。ただ、多くの腰痛の方の場合、少々の時間車に乗ってジッとしてても腰回りの筋肉が固くならないようにすることが大事ですから、車から降りる時なんかは今まで通り慎重にやって下さいね」
ですね。




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