先生、脚組んでたら骨盤歪むんよねぇ?
- ryoutakuan
- 11 分前
- 読了時間: 3分
という、ご質問を頂きました。
この患者様どうこうじゃなく、我々の業界にはびこってるんですよね。
「骨盤が歪んでしまうと背骨が歪みますから、その背骨から出ている神経に圧迫がかかり痛みが起こります。ですから、骨盤を整えていきましょう」
というまことしやかな物語が。
そういう事を言ってる同業者を見るたびに怒りがこみ上げます。
そして、それを真に受けてらっしゃる方を見るたびに泣きたくなります。
もし、そういう事をいう人がいたら、是非皆さんも聞き返してみて下さい。
「骨盤が歪むって、骨がどう歪むんですか?ていうか、そもそも骨って歪むんですか?」と。そして、出来たら畳みかけて下さい。
「で、骨盤を整えるって、どうやって?整えるってことは、何らかの方法で動かすってことですよね。フィギュアスケートの選手が尻もちついても、体操選手が着地に失敗してもビクともしない骨盤を、どうやって動かすんですか?」と。
・・・アカン、イライラしてきまhしたので一息ついて・・・
「脚組んでたら骨盤歪むかどうか」というご質問に関してお答えするなら
「分かりません(キリッ!」です。
自分の中では
「腕組んでたらUFO来ますか?」と同じ質問に聞こえてますので。
「脚組んでたら姿勢が悪くなりますか?」だとしたら、お答えはあります。
座っている時の事を考えましょう。

一般的に左は良い姿勢で、右は悪いですね。
試しに、イスに深く座って左の女性のように背筋を伸ばして脚を組んでみましょうか?
いかがです?
今度は、イスに浅く座って右の女性のように背中を丸めたり、背もたれにもたれて脚を組んでみましょうか?
どっちが組みやすいですか?
悪いとされる右の女性の方が組みやすくないですか?

とすると、こう思うんです。
脚を組みたくなっている時点で、悪い姿勢の方が楽に感じる状態なんだ、と。
※)ただ、女性は左の姿勢でもキレイに脚を組める方って多いと思います。
自分とすると、男性よりも女性の方が骨盤が体幹比大きいことや、骨盤周囲の筋肉の柔軟性の違いとかが影響するのかな?なんて思ってますが、あくまで個人の感想です。
背骨の中で腰と呼ばれる部分は前に軽くカーブをしています。
何万年か何十万年かは分かりませんが、骨の形や軟骨の付き具合が、そのカーブが自然な状態にDNAレベルで進化(変化)してきたんでしょうね。
ただ、そのカーブを維持するために力を発揮する筋肉があります。

腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)と呼ばれる筋肉です。
腰骨の部分がヨットの帆のだとすると、それをグイっと引き上げるロープのような働きをしています。
この筋肉がしっかり働き続けてくれていると、いわゆる「良い姿勢」を維持出来ますが、この筋肉が「はぁ、疲れた」となると右の女性のような「悪い姿勢」になってしまいます。
「良い姿勢」を維持するのがシンドくて、「悪い姿勢」の方が楽、ということです。
じゃぁ、その腸腰筋とやらを鍛えなくちゃいけないの?
と思われるかもしれません。もちろん筋肉ですから、弱いよりは強い方が良いと思いますが、決してそれだけではありません。ていうか、「良い姿勢」を維持するには強弱より大切な要素があるとさえ考えます。
(長くなるので、また別の機会に)
さて、ついつい脚を組みたくなるアナタ。
どちらかの脚を上にするクセはありますか?
「右脚が上じゃないとシックリこないのよね」
という方、お腰の右側の方が常に気になったりしていませんか?
お尻の右側や右脚に、痛みや不愉快さ、冷えやむくみを感じたりしていませんか?
もしそうだとしたら、是非ご相談ください。
「脚を組むから骨盤が・・・」みたいな謎理論じゃない解決策をご提示いたします。




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